tam2歳10ヶ月14日/トイレトレーニング、その後。ダンナさんが100円ショップで仕入れてきた、やっすい紐です。 どんなに高価なおもちゃを買ってあげたって、結局そんなもんですよね。 たった100円で買えるただの紐とか、飲み終わったペットボトルをいじくりまわすのに熱中する様を見ていると「・・・こどもにお金なんてかけないでいいんだなぁ。。」と、心から思います。こどもの想像力はすごいです。大人が工夫して遊び方を教えてあげれば、ただの紐はネックレスに、新聞紙だって折り紙になるし、飛行機になって大空を飛ぶのです。高価なおもちゃを買い与えて、愛情をかけたつもりになっている大人は、かえってコドモの羽ばたく想像力の壁になっているのかも知れないなぁ、なんて反省してみたり。いつも放置プレイばっかりで悪かったよー。ごめんよー。 (気を取り直して)で、まだ、紐を結ぶことが出来ないtamさん。「これ、結んで!」と頼んでは、結んでもらって、「ほどいて!」を繰り返しています。(どちらも自分で出来ないので、半ばキレ気味。子供じゃなかったら相当うざいです。) 「じゃあ、リボンにしてあげるよ。ハイ」 と、結んでやったらば リボンになった結び目をじっと見つめて 「・・・・ステキ・・・」(小声) と、つぶやいてました。乙女が、乙女がいます! 今回はそんな乙女なtamさんの、「おしも」のお話です。 「その後」と言っても、「その前」があるわけではありません。でも6,7月頃から・・・かな。コツコツとやっていたのです。なので、自分の中では、やっとこさ、ここまで来たかー、という、「その後」。 全然減らなくなって初めて気付く、オムツ代の大きさよ。 結構な出費だったなー。 でもオムツはもう、子供を産んだときから「そこにあるもの」、デフォルトだったので、節約とか全く考えないんですよね。だから全然気付かなかった。いやぁ、助かりますよ、tamさん。どうもどうも。 そして「その後」のことですが。 正直に言いますが、難航しました。私、トイレトレーニングに「タブー」とされていることをしてしまったのです。怒っちゃったんですよね。トイレの中でふざけて水に手を入れたりするもんだから、つい・・・。そうしたらやはり、当然、行きたがらなくなりました。それで中断したりしました。でも、これじゃいかん!と思い立ち、「シールあげるから!」「いらない!」「じゃぁ、シール持っておしっこしよう!」「・・・(こくん)」などなどと駆け引き・交渉・なだめすかし・妥協を繰り返し、シールを見つめるtamを便座に座らして、オリジナルの尿誘導ソングなどを歌ったりしてました。自分で招いたこととはいえ、もー大サービスでした。トイレはいいよ!楽しいよ!と、毎回すごい盛り上がりよう。私だけ・・・・。涙 最初は一時間毎にトイレに連れて行きました。1時間半と空けると、失敗してましたから。最初はでないときもありますが、そのうちトイレに座ると条件反射に。溢れるあの黄色い液体を見ることが、どんなに嬉しかったか・・・。あぁ。(変態?)そのうち時間が空くようになり、長いときは4時間しなくても大丈夫に。外出も、こまめにトイレに誘えば全然失敗はなくなりました。今はもう自己申告出来るようになりました。たまに、ものすっごく楽しいと忘れて失敗しますが。まぁそれはまだ2歳なので、ご愛敬。あと、朝の寝起きもまちまちです。してないときもあれば、既にパンツが濡れていることもあります。夜だけはトレーニングパンツなので、安心しているのかも知れません。まぁこれもおいおい無くなっていくでしょう。きっと。 でもこれは「小」の話・・・。問題は「大」の方です。 いまだにtamは、「大」の方をトイレでしてくれません。何故か、部屋の隅に行ってパンツの中にしてしまうのです。そのあと私に報告して、気持ち悪そうにガニ股で歩みよってきます。ううぅ、これには葛藤しました。周りのママ友に聞いても、「大の方が先に上手くいった」という意見ばかり。悩みました。「小」が意外と早く上手くいったので、欲が出てきたのだと思います。ついつい、「大」をしてしまったtamに、小言をぶつけたりしてしまったのです。あー、短気が一番良くないんですよね。分かっているのですが、ついやってしまったのです。途端に報告しなくなるtam。したことに気付いて近づくと、「来ないで!」と拒否したり。うんちをガマンしているような時もあった気がします。 「全然トレーニングをしていないのに、トイレが出来るようになった」という体験談をたまに聞きます。私は、自分のこどもが難航しているのにも関わらず、「そういうことは、あるだろうなぁ」と思うのです。tamも、最初はトイレに興味津々だったし、憶えの早い子なので、そういうポテンシャルを持っていたのでしょう。それを台無しにしてしまったのは、母である私の責任です。きっと良いお母さんだったら、tamはあっという間にトイレを憶えていたんだろうな・・・と思うと、申し訳なさでいっぱいになります。短気は損気ですよ、ほんとにね・・・。とほほ。 で、気持ちを切り替えて。 「うんち、パンツでしてもいいよ」と言ってみました。 トイレのことを言われると、素知らぬ顔で無視するか、他の話題を出して誤魔化すtamが、ぱっと私を見て、「え、いいの?」と。ああ、やっぱり触れられたくなかったんだなぁ。 「うん、いいよ。その代わりガマンしたりしないで、出たらすぐママに教えてね」と言うと、「うん!」と嬉しそうにうなずきました。 そして引き続きパンツにこんもりとしているtamですが、(下っているシチュエーションは未体験。想像したくない・・・)まぁ時が経てばトイレで出来るようになるでしょう・・・。だって、20歳になってパンツにうんちしている人なんていないものね。っていう、のんきなスタンスがきっと、トイレトレーニングには不可欠なんだろうな、と思います。わたしだって、年を取って上手く体が動かせなくなってトイレも失敗したりするようになるかもしれないし。そのときtamに怒られたりしたら、すごく悲しいだろうと思います。 育児って、ほんとうに「育自」なのですね。 母親年齢、弱冠2歳なので・・・色々足りないところばかりです。わたしはあんまり君たちの邪魔をしない母親になるよう、努力しますよ。。 と、またもや反省する私の目の前で、まだまだ乙女全開なtamさん曰く 「わたし、王子様と、結婚したいなー」 とのこと。ぶぶっ、と吹き出すのを、懸命にこらえました。パンツにこんもりだけど、心は乙女だものね! がんばって、素敵なプリンセスになってください、ね。
by koriom
| 2006-08-10 22:44
| 育児日記・tam
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