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今日のバーガモット・ステーション。

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カテゴリーにありながら、全く更新できず心苦しかった「アート」・・・。
ふと思いついた朝、赤子二人を従えて、ふらりとバーガモット・ステーションへ行ってきました。
サンフランシスコ以来の、ギャラリー巡り。
あー楽しかった。



 
 

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バーガモット・ステーションは、沢山のギャラリーが集まったところです。
その外観は、ただの倉庫。 




今日のバーガモット・ステーション。_c0074421_18581875.jpgこれもみーんな、ギャラリー。
確かに倉庫は入り口もデカイし、中も高さがあるし、
特に、色んな規制を超越しなければいけない運命にある現代美術には、もってこいの箱です。
駐車場も広い!
今回は本当に、「朝にふと思いついて」出かけたのですが
わたしのように、いつぐずり出すか分からない爆弾のような荷物付きでも
やっぱり車社会だと、お出かけしやすいです。さらに、こんなふうに車を停めやすくて
ひとところに沢山のギャラリーが集まっているところだと、なお助かります。
やっぱり車社会も捨てがたいな。

今回の、あんたはすごい!で賞(古典的なネーミングですみません)は
ななんといっても、Berman / Turner Projectsでしょう。
前にも同じことを思いましたが、
やっぱり実力のあるギャラリーというのは、力を持ったアーティストを抱えられる
許容力があるのですね。
ほとんどのアート作品が、ひっそり「見に来てね」と待ってるのに対し
このギャラリーに展示されている作品は、自ら人を引き寄せる圧倒的な存在感がありました。
rieがわあわあ泣き叫んでも、ついふらふら入って写真撮影。


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どうですか。
この、横尾忠則と会田誠が合体したようなセンス。
絵が、これまた上手なのです。
ここできちんとした画像が見られます。
このひと、バイオグラフィ見ても生年とか書いてませんが
たぶん若手なのでしょうか。安いのです!かわいそうになるくらい。
真ん中の画像「Flash in the Pan」なんて、169x122cmと、結構大きいのに
たったの5200ドル。日本の大手OLさんなら、ぽんと出せる額(でもないか?)です。
わたしがお金持ちだったら、このひと今のうちに買います。
お金持ちだったら、てところに説得力ないですか。すみません。
なにせ人の金で食べているもので。

ちなみに冒頭の犬はこのひとの作品を見ているときに、ふらりと奥から出てきた子です。
無愛想だけど、人になれていました。でも何考えているか分からなかった。
この子を追いかけていたら、いつの間にか外に出ていました。追い出された?

このBerman / Turner Projectsというギャラリーは結構大手らしく
バーガモット・ステーション内に、複数ありました。

そのなかのひとつ、「Abstract Paintings」という企画展のなかで一際目を惹いた作品。



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細部。

こういう純粋な抽象画って、
そこにある形や色のバランスが、見ていてどれだけ心地良いかにかかっているのですが(私にとっては)
こんなに気持ちよくさせてくれる抽象画に、久しぶりに出会えた気がします。
このひとはArron Sturgeonというひと。ワンマン・ショウが見たいところです。
この作品は96x96インチで16,500ドルと、まあ相応。でも買えません。欲しいのに。
詳細はこちら。


Ptrick Painter Galleryでは、Ivan Morleyというひとのワンマン・ショウ。



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キャンバスに繊維という素材にびっくり。



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細部です。


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ものすごい振幅に富んだアーティストです。
キャッチーな作品を作るひとだな、という印象。村上隆を彷彿とさせます。
もうこのときにはrie号泣で、引き上げ時だったのでプライスは確認できず。
でも驚いたことに、ギャラリー内の作品すべて完売していました。
たぶんそんなに安くないと思うのですけど。
完売て、初めて見ました。すごいな。


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by koriom | 2005-06-25 18:50 | アート・ファッション
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