今日のバーガモット・ステーション。カテゴリーにありながら、全く更新できず心苦しかった「アート」・・・。 ふと思いついた朝、赤子二人を従えて、ふらりとバーガモット・ステーションへ行ってきました。 サンフランシスコ以来の、ギャラリー巡り。 あー楽しかった。 バーガモット・ステーションは、沢山のギャラリーが集まったところです。 その外観は、ただの倉庫。 これもみーんな、ギャラリー。 確かに倉庫は入り口もデカイし、中も高さがあるし、 特に、色んな規制を超越しなければいけない運命にある現代美術には、もってこいの箱です。 駐車場も広い! 今回は本当に、「朝にふと思いついて」出かけたのですが わたしのように、いつぐずり出すか分からない爆弾のような荷物付きでも やっぱり車社会だと、お出かけしやすいです。さらに、こんなふうに車を停めやすくて ひとところに沢山のギャラリーが集まっているところだと、なお助かります。 やっぱり車社会も捨てがたいな。 今回の、あんたはすごい!で賞(古典的なネーミングですみません)は ななんといっても、Berman / Turner Projectsでしょう。 前にも同じことを思いましたが、 やっぱり実力のあるギャラリーというのは、力を持ったアーティストを抱えられる 許容力があるのですね。 ほとんどのアート作品が、ひっそり「見に来てね」と待ってるのに対し このギャラリーに展示されている作品は、自ら人を引き寄せる圧倒的な存在感がありました。 rieがわあわあ泣き叫んでも、ついふらふら入って写真撮影。 どうですか。 この、横尾忠則と会田誠が合体したようなセンス。 絵が、これまた上手なのです。 ここできちんとした画像が見られます。 このひと、バイオグラフィ見ても生年とか書いてませんが たぶん若手なのでしょうか。安いのです!かわいそうになるくらい。 真ん中の画像「Flash in the Pan」なんて、169x122cmと、結構大きいのに たったの5200ドル。日本の大手OLさんなら、ぽんと出せる額(でもないか?)です。 わたしがお金持ちだったら、このひと今のうちに買います。 お金持ちだったら、てところに説得力ないですか。すみません。 なにせ人の金で食べているもので。 ちなみに冒頭の犬はこのひとの作品を見ているときに、ふらりと奥から出てきた子です。 無愛想だけど、人になれていました。でも何考えているか分からなかった。 この子を追いかけていたら、いつの間にか外に出ていました。追い出された? このBerman / Turner Projectsというギャラリーは結構大手らしく バーガモット・ステーション内に、複数ありました。 そのなかのひとつ、「Abstract Paintings」という企画展のなかで一際目を惹いた作品。 こういう純粋な抽象画って、 そこにある形や色のバランスが、見ていてどれだけ心地良いかにかかっているのですが(私にとっては) こんなに気持ちよくさせてくれる抽象画に、久しぶりに出会えた気がします。 このひとはArron Sturgeonというひと。ワンマン・ショウが見たいところです。 この作品は96x96インチで16,500ドルと、まあ相応。でも買えません。欲しいのに。 詳細はこちら。 Ptrick Painter Galleryでは、Ivan Morleyというひとのワンマン・ショウ。 キャンバスに繊維という素材にびっくり。 細部です。 ものすごい振幅に富んだアーティストです。 キャッチーな作品を作るひとだな、という印象。村上隆を彷彿とさせます。 もうこのときにはrie号泣で、引き上げ時だったのでプライスは確認できず。 でも驚いたことに、ギャラリー内の作品すべて完売していました。 たぶんそんなに安くないと思うのですけど。 完売て、初めて見ました。すごいな。 ランキング参加中。「読んだよ」のワンクリックを。
by koriom
| 2005-06-25 18:50
| アート・ファッション
|
|
ファン申請 |
||