ダンナさん、明日試験を控えて。
うちのダンナさんは甘味が苦手。
その“甘味”の範囲は菓子に留まらず、 さつまいもやカボチャまで、健康的な野菜達も、「甘い」というだけで、存在すら否定されてしまいます。 そんな彼ですが、ちょっと前に流行った、カカオ度の高いチョコレートだけは、欠かしません。 なぜならば、「チョコは脳の疲労を回復させる」から。 真相は知りませんが、脳を働かせるのには、まあ糖分は必要だとか言いますよね。 で、常時チョコを持ち歩くダンナさんは、いま試験前です。 しばらく、図書館やマックなんかで勉強して、家には夕ご飯だけ食べに帰ってくるという生活を続けていました。 せっせ、せっせと勉強していた生活も、とうとう今日で最後。 明日がとうとう、待ちに待った試験当日です。 で、緊張気味に明日の準備をするダンナさん。 バッグの中から、要らない本をだしたり、筆箱の中味を確かめたり。 、と思ったら、件のチョコレートをパッケージごと取り出して来ました。 なにするのかしら・・・と横目で確認していると、包みからチョコを取り出し、せこせこと筆箱のスキマへ詰めこんでいたのでした。しかも、一個じゃありません。4,5個も詰め込んでたでしょうか。 私(驚愕して)「ななな、何してんの!?」 ダ「試験中に食べようかと思って・・・」 私「(びっくりして)・・・つ、包みは剥がさなくてもいいんじゃない?そのまま筆箱に入れれば・・・」 ダ「だって、包みをガサガサ剥がす音たてたら、ばれるじゃん。うるさいし。」 ・・・今は夏だということをお忘れなのでしょうか。 試験が始まって、さぁ、と筆箱を開けたときにチョコレートが溶けている。 大事な試験の日に、ペンや定規、消しゴムが、あろうことかチョコレートでべったべた。 想像するだに嫌な事態ですね。 チョコが溶けて、べとべとになった筆箱見たら、たぶん己の愚かさを心から呪うと思うよ~、うひゃうひゃ!と笑いながら言ってやったらば、苦笑しつつも ダ「いや、最近のチョコレートは真面目だから、そう簡単には溶けないよ」 だそうです。真面目ってなんだよ・・・。 そして、その筆箱はそのままバッグの中へ。 明日だけは、30度を超える超真夏日でも許します。 むしろ溶けろチョコよ!溶けろ~、溶けろ~!
by koriom
| 2006-07-22 22:42
| うちのダンナさん
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