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アメリカ出産体験記~病院編~後編

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夜はナーサーリーへ連れて行かれる赤ちゃん。
入院2日目の深夜、rieがあまりに連れてこられないので
気になってナーサリーの前をうろうろしていたら、
そんな不審者全開なわたしに、「ここから入れるわよ」とナースが教えてくれました。。



 

なんのことはない。
爆睡していただけのようです。。
新生児なのに、4時間も寝るなんて。。だいじょうぶ?あんた。。


ところで。 
日本で第一子を出産、第2子をアメリカで、とか
家族が日本で子供を産んでいるので、産院に行ったことがある人は驚くらしいのですが
アメリカでは、大体赤ん坊は写真のようにぐるっぐる巻きです。
しかも、巻かれる布は何百回も洗濯したかのように、くったくた。
これも、柄の差はあれ、どこも同じと思われます。(ちなみに帽子もかぶせられる。)

でもこの赤子ぐるぐる巻き、赤ちゃんが安心するのか
とってもよく眠るのですよ。
退院後も、rieはよくバスタオルやおくるみで巻かれていました




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ね、嬉しそうでしょ?
このぐるぐる巻きにおしゃぶり+抱っこでゆらゆらの最強タッグに、よく撃沈していました。










この病院は、赤ちゃん毎の担当が決まっているので
ちゃんとナーサリーにいる間の赤ちゃんの様子が聞けて、すごく良かったです。
ボストンの病院では、「そのとき手が空いている人」が赤ちゃんの世話をしていたため
tamは、ナーサリーから帰ってきたら、泣きすぎて声が枯れていた、なんてことがありました。
この、ボストンの病院はすごく忙しそうでしたけど
rieを生んだこの病院は、十分に人手が足りている印象。


授乳クラスや、お風呂教室なんかもあると思うのですが
わたしは第2子のため、そういうのはハナからチェックしていませんでした。。すみません。参考にならなくて。
でも、初産の方は、こういうのに参加しておいた方が良いと思います。
わたしは「みんなやってることだし、やればなんとかなるのでは」と油断し、
まんまと痛い目を見ました。(→こちら参照。


そして、これまた日本の方々はよく驚かれますが
アメリカは3日めで退院できます。
厳密には、産後48時間は入院しなければいけなく、
3日目になるか4日目になるかは、生んだ時間によります。
tamは夜に生んだので、48時間後は夜になってしまう。だから、次の日の朝退院しました。

でもわたしははっきりいって
3日でじゅうぶんでしたね。昼間とかすごい暇だったし。
わたしのように、実母が来ていて、家に帰っても安静に出来るのであれば
入院なんて、1週間もいらないな、と思いました。でも
こんなに回復が早いのは、無痛分娩のおかげかもしれないですね。


そして退院手続きが、結構面倒くさいのです。
赤ん坊のソーシャル・セキュリティー・ナンバーの申請用紙を提出し、
出産手当金・一時金に必要な出生証明書にサインしてもらったり
そのほかいろいろな書類に目を通してサインしなければならない。
特にこの病院は、「おたふく風邪の免疫がないと、接種してからじゃなければ外に出られない」という決まりがあります。
しかも、この「免疫を持っているかどうか」を主治医に問い合わせるのですが
このとき、運悪くランチタイム。
アメリカ人、ランチタイムは断固として仕事しません。交代制にしろよ!と思う私。
そんなわけで、2時間も足止めを食らいました。

こういう決まり事も、事前に知っていれば、それくらい用意できるのでしょうけど
いきなり言われちゃいますからね。。
前もって、病院がくれるパンフレットなどに目を通しておくといいかもしれないです。


アメリカ出産体験記~病院編~後編_c0074421_528365.jpgこんなことをしたり、
超スピード出産に感動したのか?立ち会ったナースに勧められて、病院hp用の写真を撮られたりと
わたわたしながら、やっと退院できました。ふう。
この車椅子。初産のときは「歩けるんですけど・・・」と戸惑ったものの
今回は慣れっこ。楽ちん、楽ちん。
産後はあんまり歩かない方がいいのですよ。真面目な話。





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最後に、退院した日
母が作ってくれた、心のこもったごちそうをアップしておきます。
アメリカンな病院食にウンザリした胃に、ひときわ美味しく感じました。


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出産体験記は一応これで完結です。
またなにか思い出したらアップしたいと思います。
by koriom | 2005-07-29 05:12 | アメリカ出産体験記
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