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アメリカ出産体験記~後産編~

今回、第二子を出産したわけですが
初産のときとは違う点がありました。

それは
  
   ・恥骨痛
   ・後産の痛み。



  です。



 
後産というのは、出産後、もとの大きさに戻ろうとする子宮収縮に伴う痛みのことです。 

母曰く
「後産の痛みなんて、陣痛に比べたらちゃんちゃらおかしい」
らしいですが
わたしは陣痛の痛みは、ちょろっとなめた程度しか味わっていないので
出産で疲れ、へたれきった身体には、それなりに堪えました。

アメリカの病院では
出産後48時間は入院していなければならない、と法律で決まっています。
今回私は朝に出産したので、きっかり2泊入院しました。
(tamのときは夜だったので、3泊だった。「夜帰ってもいいよ」と言われたけど、それはちょっと嫌だったので)

入院している間、「くれ」と言えば、
ほぼ好きなだけ痛み止めをくれました。
くれるのは、2,3時間くらいの短い間隔でも飲める、痛み止めのピンクの錠剤と
6時間ほど間隔をあけなければならない、強い錠剤の2種類です。

わたしはrieをナーサリーに預けていたので
授乳時間になると、病室に連れてきてくれる担当のナースに
「痛み止めください。」と毎回もらっていました。もらうのはピンクの錠剤。
だからだいたい、2~3時間毎くらいですね。
でも錠剤を飲んでも痛いときは、ピンクのより、もうちょっと強い白い錠剤をくれました。
一緒にクラッカーも持ってきて、「胃に負担がかかるから、食べてから飲むこと」と言われました。

そして退院時、MDから痛み止めの処方箋をもらうのですが
痛み止めは、二種類。

・MOTRIN
・VICODIN

という錠剤です。(ピンクの錠剤はもらえませんでした)


ダンナさんが、「MOTRINだけで良いのでは。」と言うのに対し
「嫌だ!痛いんだもん!買ってきて~」と駄々をこね、買ってきてもらったのが運の尽き。
この、VICODINがくせ者だったのです・・・。

退院時のナースからの説明の中に、
「VICODINを飲むときは、車を運転しないこと。なにか契約書などにサインしないこと」などなどと注意されましたが、なんとなく聞き流していた私。
飲んでみて、身をもってその意味を知ることに。
VICODINという薬は、結構すごい副作用があります。
MOTRINも、パッケージに「MAY CAUSE DIZZINESS」などと書いてありますが、
全然大したことありません。

陣痛を経験して、痛いの大嫌いへたれ人生をスタートさせた私は
調子に乗って、このMOTRINとVICODINを併せて服用していました。

退院二日目から、なんだかカラダがだるいのです。
身体がだるいと、痛みが増す気がして、また薬を飲む、という悪循環。
3~6日間、このだるさが薬の副作用だと気づき、薬断ちして副作用が抜けるまでは地獄でした。
rieの最初の検診時も、とっても立っていられないほど。
気持ち悪いし、風邪の時のように筋肉が痛い。
こりゃ、運転も出来ないし、サインもしちゃいけないわ。。
ダンナさんは知っていて、「だから言ったのに・・・」という顔をしていました。
もうちょっと強引に説得して欲しかった。。

それからは、ちょっとの痛みぐらいでは薬を飲まないようにしていました。
ちなみに、MOTRINだけだったら、大した副作用は無いです。
ほんとにこれだけで十分でした。。


「恥骨痛編」へ続く。

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by koriom | 2005-06-01 06:54 | アメリカ出産体験記
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