アメリカ出産体験記 40週と2日/陣痛が始まった!
それは深夜3時半。
ぱちり、と 何故かはっきり目が覚め 異変を感じて、すぐさまトイレへ。 下着が濡れてる・・・。もしや、破水? 前回促進剤で産んだ私は 破水と言えば、「ぱちん!」と音を立てるようにはじけた後に、 びしゃっ!と水が出てくるものだと思っていましたが 自然な破水だと、たらたらと少しずつの垂れ流しなのですね。 そんな知識は皆無だったし 陣痛も、もう二週間前くらいから、それらしいものを感じていたけれど ふしぎと、「こりゃ、本物だなあ」という確信を、起きた瞬間に持っていました。 ダンナさんを「来たよ」と起こし ちゃきちゃき着替えて、最後のパッキングを済ませ、 さて。と、ベッドルームに戻ると、まだ寝てる。。 「ほんとに?ほんとに?」と疑うダンナさんをもう一度叩き起こして 用意させている間に、母を起こし、陣痛が来たことを告げ、4時に家を出る。 「・・・あっ!だんだん痛くなってきた・・・。痛い・・・痛いよう・・・痛い~」 と、どうにもならないことを運転席のダンナさんに愚痴りながらフリーウェイを飛ばし、 4時20分頃病院到着。 家から近い病院で、本当によかった。。と思いつつ、バレット・パーキングで車を降りる。 「よいしょ・こらしょ・あいたたた。 よいしょ・こらしょ・あいたたた!」 と怪しくかけ声をかけながら、重たい腹を抱えてのたのた階段を上り、 産婦人科の病棟へあがる扉を開こうとすると・・・ ・・・。開かないんですけど!泣怒 夜間入り口しか開いてないので、ものっすごい遠回りをする羽目に。 しかも 「こっちだよ、たぶん」とダンナさんに連れられてのたのた進んだ方向は行き止まり。 「こっちだった、こっちだった」と、右往左往する私たち。 そんなことをしながら、腹立ってきました。 産気づいた妊婦を迷わせるんじゃねえ!セント・○ョンズよ!! ・・・くらいの勢いで(ハート) 妊婦、陣痛の痛みに耐えながら撮影。 まったく、頭が出てきたりしたらどうしてくれるのよ。。とブツブツ言いながらも、 4時半、デリバー・ルームへ到着。 「陣痛は何分間隔か」と聞かれ、適当に「5分」と応えると、ナース軽く驚いて病室へ入れてくれる。 実際は7~8分くらいだったと思う。 「裸になって、これだけ着なさい」と言われ渡されたうすっぺらい病室着。 わたしはこれがどうも嫌いで、勝手にキャミソールを着たまま、上にこの病室着を着ました。 案の定、「これは脱がないと・・・」と言われるが、 「でも寒いんです」と断固言うことを聞かないわたし。 ストレッチのきくタイプだし、エピデュラル打つときも上にめくれば落ちてこないし、 まあ邪魔にはならないから、医者にも迷惑はかからないはず。 到着した途端、私「もう痛いから麻酔を打ってって言って。ねえ、言ってよ。」 と、ダンナさんをせっつく。→自分で言え。 せっつかれたダンナさんも、陣痛の痛みは計り知れないのでたしなめられなかったのか、 英語でひかえめに「麻酔打って欲しいみたいなんですけど・・・」と繰り返してくれました。 ベテランっぽいおばさんナース、 「まだまだ。ちょっとやることがあるから・・・」と 手術前の確認事項のような質問をされ、「ここにサインしろ」と言われるままにサイン。 「麻酔、まだ・・・?」と思っている。→ この間にもわたし、 「ねえ、麻酔まだ?麻酔打って欲しいよう」とだだっ子のように繰り返す。 結局5時に打ち始めるまで、 はやくしてよ!痛いんだから!!とやきもきしていたわけですが、 実際病室到着から30分で麻酔医を呼んでくれたのは、 非常に迅速な対応だったことに後で気付きました。 色々悪態ついてすみませんでした。皆さん。 続きます。 ランキング参加中。「読んだよ」のワンクリックを。
by koriom
| 2005-05-26 23:35
| アメリカ出産体験記
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